2010年11月11日木曜日
リシャール・コラス氏講演会

慶応MCCの夕学五十講で、シャネル株式会社の
代表取締役社長、リシャール・コラス氏の講演会が
あったので拝聴してきた。

「グローバルワールドにおける日本
 ~鎖国か開国か?~」
というタイトルで、昨今IT業界でも問題になっている
日本の鎖国の姿勢についてがテーマだった。

論旨としては、BRICsのような途上国の発展が
目覚しい中、EUと日本は対抗策として
(1)相互的なオープンさ
(2)共有されたスタンダート
でもって通商関係を構築する必要があり、
目下話し合われているEU-日本経済統合協定(EIA)
でそれが達成可能になるというもの。

日本の単位の規格のせいで細かいが膨大なコストが
かかっていたり、EUとの貿易間には色々な問題が
横たわっている模様。
それらを全て取っ払いましょうというおはなし。

あまり見識が無かったけど、EUと協力していきましょうと
いう話は今かなり熱いトピックのようで、勉強になった。
リシャール・コラス氏は日本語ペラペラでユーモアもあって、
日本が好きなんだなというのがすごく伝わってきた。

IT業界も世界に向けてオープン化していけたらと思う。

-----------------------------------------------
講演のまとめは、慶応MCCの公式サイトのblogにある↓
慶應MCC「夕学五十講」楽屋blog :
グローバルワールドにおける日本 <寓話風>
リシャール・コラスさん

興味ある方は是非。



0 コメント | コメントを書く  
Template Design: © 2007 Envy Inc.